Hong Kong Night Sight

海の日の３連休、１１年ぶり７度目の香港旅行に出かけた。
この都市が英国から中国に返還され、「特別行政区」となったのは１９９７年７月のこと。
私が最後に訪れたのはその年の３月だから、返還以来はじめて行ったことになる。

上海に圧されて元気がない、と聞いていたが、観光客の目にはそんな風には写らなかった。

写真は毎晩８時から香港島の高層ビルで開催される「シンフォニー・オブ・ライツ」
相変わらず２００万画素のコンデジを使っているので、写りはイマイチ。
でも最近のコンデジと違って重いので、夜景を撮っても手ぶれしにくいようだ。

大阪往復物語

大阪、東京に次ぐ大きなこの街にこれまで何度足を運んだことか。
しかし東京から新幹線で新大阪まで行ったことは、２回しかない。
東京から京都を新幹線で、名古屋から新大阪を新幹線で、というのは何回かあるが。

いつも飛行機を利用している。
飛行機が好き、というのもあるが、新幹線も嫌いなわけではない。
元々は航空会社に勤務する友だちが大阪にいて、彼女に安いチケットを融通してもらっていた。
だから飛行機に慣れてしまった、というのが大きな理由かも知れない。
真矢みきのお父さんが上司であったその友だちは、
結婚を機に退職してしまったので、今は別の航空会社を利用している。

金曜日の９時羽田発。乗客のほとんどはビジネス客だ。
狭い７７７の通路をキャリーバッグ片手にヨタヨタ歩いていると、
同じフロアに勤務するＯさんがシートに座っているのを発見。
どうみても出張だ。
一方の私は年休を取って遊びに行く。
キャミソールにカーディガン、半端丈のジーンズに素足にサンダルというふざけた服装。
声をかけるのははばかられたので、そのまま自分の席に向かった。

上の物入れに荷物を収納していると、
「ののさん？」
振り向くと、Ｏさんの部下のＦさんが立っている。
結局会社の人に見つかってしまった。
いやー、やはり９時発は危険だ。

大阪では梅田で宝塚歌劇を観たり、野球を観て盛り上がったり、
思いつきで鳥取砂丘まで足を伸ばし、あまりの暑さと砂の重さに、
「ゆけどもゆけどもただすなはら～」と讃美歌を歌ってしまったりして、
楽しい時を過ごした。

日曜日は９時までに教会へ行かなくてはいけなかったので、
関空６時５０分発の便に乗った。

日曜日の朝っぱらから東京に向かうビジネス客はいない。
しかも関空だ。
往きとは客層が違う。

子ども。
ポケモンを喜びそうなリアル子どもや、私から見たら子どもな高校生。
それにおばちゃん。
しかも「大阪のおばちゃん」（自分でそう言っていた）

うるさい。機内で嬌声を上げている。ま、楽しそうでいいんだけど。
邪魔。ボーディングブリッジにしろ動く歩道にしろ、横一杯に広がる。これは困った。

いやはや。
やはり私は遊びの旅行でもビジネス客とのほうが同化しやすいらしい。
要はおやじということだ。

がしかし、今回の往復はひとりだったが、来週は女子友と旅行だ。
ここでおばちゃんパワー炸裂させそうな悪い予感が。

１９年が過ぎ

12月のある木曜日の午後、何とか仕事が一段落着いたのを感じて翌日の年休を入力した。

土日に東北地方の温泉に行くことになっていたので、休みが取れたらひとりで松島にでも行ってみようかと

以前から目論んでいたのだ。

 

翌朝、無理のない時間に起き、みどりの窓口で「一番早い『はやて』で仙台まで。」と言ってチケットを買った。

明日の待ち合わせ時間までの約24時間はひとり旅。

乗り物に乗っている間、時間を持て余す。きっと夜のホテルでも。

そう思って東京駅の書店で村上春樹の新刊『東京奇譚集』を購入。

 

でも、2時間もかからずに仙台に着き、松島の観光もつつがなく終え、

仙台のホテルに着いたときには、東京駅で買った本は残り数ページだった。

まだ夕方の５時。ひとりの夜は長い。

部屋に荷物を置いて、夕食に外へ出たついでに書店に寄って新しい文庫本を買った。

 

『ノルウェイの森』上下巻。

 

最近、今さらのように村上春樹に凝って片っ端から文庫を読んでいる。

さすがにこれは以前にハードカバーで読んだことがあった。

いつ読んだんだろう。きっと昭和の終わりか平成のはじめの頃。もう１９年は経つ。

 

そういえば初めて仙台駅に降り立ったのも、同じ頃、１９８８年（昭和６３年）９月…だったと思う。

あのときも東北新幹線を降りて（『はやて』はまだなくて『やまびこ』だったけど）

仙石線に乗って、松島の手前の多賀城で降りた。一応、仕事。

そしてその日も金曜日で、その足で土日は今回とは違う東北地方の温泉に行ったんだ。

 

『ノルウェイの森』は、そのとき一緒に温泉に行ったC子から借りた。

 

そんなことを思いつつ、ページをめくるが、本の内容は何一つ覚えていなかった。

かなり心を動かされたはずなのに。

「心を病むヒロイン」って、今は珍しくないけど、２３歳の私の目にはどう写ったのか。

 

１９年の時間は長い。

その間に私は何を得て、何を失ったんだろう。

 

『ノルウェイの森』を最初に読んだ頃に好きだった男の子は、

そのころ就職して仙台に住んでいた。だからその頃の私にとって、仙台は特別な場所だった。

その後、彼は『ノルウェイの森』の緑の両親と同じ病気を患って、東京に帰ってきた。

今はどうしているだろう。

 

そんなちょっぴりセンチメンタルな思いを抱え、翌朝、待ち合わせ場所へ向かった。

予定より早く到着していた待ち合わせの相手は、クリスマスツリーの前でケータイを片手に私を探していた。

19年後、私は2度読んだ『ノルウェイの森』の内容を忘れていても、

そんな些細なことを覚えているのかも知れない。

 

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今年のクリスマスにサンタさんからもらったプレゼントは、羊の抱き枕。

読んだことのある人にはわかるだろうけど、つくづく村上春樹な年末でした。

皆さん、よいお年をお迎えくださいませ。

いつもと違う調子で書いたけど、元気ですよ。

羊の抱き枕のおかげで寝すぎてます。

帰ってきたよ

今回の旅、どこへ行っていたかと言うと…

 

　　　漢字で書くと一番画数が少ない都道府県。（ちなみに２位は大分）

　　　妙に道路事情がいい。

　　　総理大臣もだけど防衛大臣のお膝元でもある。

　　　nomusanさんとkoneちょんにお会いしました。

 

そう、山口県に行っていたのでした。

職場の人はしょっちゅう行ってるけど、私は１１年ぶり。

 

行きは午前中は出勤して、午後の便に乗りました。

向こうに着くのが４時近くで会議をするには半端だし、会社では利用者の少ない便。

と思っていたら、いきなり搭乗口でいつもお世話になっている人たちにバッタリ。

しかも席も近く。

いやー悪いことはできんなｗ　空港じゃしてないケド。

 

ホテルでチェックインしていると、隣で部屋のキーを受け取りに来た人の声に聞き覚えが。

顔を上げてみると、私が秘書をしている専務。

その後、同じ部の人と落ち合ってちょっとだけお仕事らしきことをして

コンビニに行こうと歩いていると後ろから

「ふたりそろってどちらへ？」

振り向くと、また専務。

ホント、この狭い街じゃ悪さできないよｗ　してないケド。

 

空港で会った人が「夜、何も予定がなかったらふたりでおいで」と言ってくれたので

お言葉に甘えて上記の同じ部の人（女性）と仲間に入れてもらいました。

山口の名産らしいんだけど、初めて食べたというか、初めて知ったのがこれ。

  

 「瓦そば」です。

茶そばを炒めた上に、ねぎとか錦糸卵とか乗っています。

台湾の旅 ディナー２

１０１ビルをあとにして、次に向かったのは屋台で有名な士林夜市。

ここで夕食を…と思ったのですが、現地の人がてんこ盛りで

8人が座れるところなどなく。

「はぐれないように！」を合言葉に、大混雑の中を冷やかしただけでした。

 

で、向かったのがホテルから歩いて10分ほどの台湾料理のお店。

2階は海鮮料理ということで、生簀が並んでいました。

くたびれてどっぷりと座っている間に男性陣が生簀の前でメニューを選び

席に戻ってきて「今日は肉料理は頼まなかったよ」と部長。

 

 もう何だったか覚えてないけど、とにかく魚介類。

 

 

魚介類。

 

 

 キャハ。こっち見てるしｗ

 

 

もぐもぐ。あ、鶏肉のフリッターだ。

…にしちゃ骨が華奢？

 

と思ったところで部長が一言。

「やっぱり美味いな。カエルは。」

 

 

 両生類！！！

 

実はカエルが生簀の前の籠の中に3匹いたので、覚悟はしてたんですよ。

初めて食べました。

よく言われるとおり鶏肉に近いですね。

 

 

 

スウィーツ2点。

 

帰りにカエルの籠を覗いてみたら、一匹減っていました。

 

テクテクと夜の街を歩いてホテルへ帰りました。

 

台湾旅行記おしまい♪

部内旅行って…日常生活の延長って感じでしたねー。

いつもの海外旅行のようにワクワクすることもなく

でも終わってみたらすごく楽しかった。

部長が転勤しちゃったし、もうあのメンバーで行くことはないので、

カエルとともにいい思い出です。

 

台湾の旅 台北１０１

ここでリアルタイムでモブログしましたが、１０１ビル。

１０１階建て５０８メートルの高さがあります。

ひゃー。大きいよー。

 

展望台は８９階、地上３８２メートル。

東京タワーのてっぺんより４９メートルも高いのですが、

高速エレベーターでわずか３７秒で到着。

 

丁度夕日が沈むところでした。

 

曜日によってイルミネーションの色が違うらしい。

この日、日曜日は

紫でした。

 

今日から５月。

辞令が出て一月経つけれど新しい上司はほとんど席にいないので、

まだ調子がつかめません。

秘書を務める常務も席が離れているので「ツーと言えばカー」には程遠く。

そうこうするうちに専務の秘書のＭちゃんがしばらく休むことになり、

その間、専務のスケジュール管理やら出張手配やらも私がやることになります。

常務時代は私が秘書だったとは言え、専務と常務の忙しさは大違い。

これまた調子がつかめる日が来るのかしら。

 

部内旅行で台湾に行った３ヶ月半前が懐かしいなー。

あの頃は仕事もヒマヒマだったなー。

台湾の旅 小籠包

故宮博物院の前ではタクシーの客引きがすごいです。

他の同行者が地図を広げてなにやら交渉している横で、

ののは呑気に前回に載せたこんな写真を撮っていたのでした。

 

「小籠包のおいしいお店」ということで

向かったのは「鼎泰豊」という日本にもある有名店。

 

ところが着いてビックリ、すんげー混雑。

お店の前は順番待ちの人でラッシュアワー時の駅並みなんですもの。

ののたちが乗ったタクシードライバー（女性）が

「鼎泰豊と同じぐらいおいしくて、値段が半分のお店が角を入ったところにあるから」と

教えてくれたのでそちらに行くことにしました。

 

えびしゅうまい。

奥に小籠包が見えますね。手前は何だっけなー。

 

おいしかったですよー。たらふくいただきました。

その後、てくてくと歩き途中コーヒーブレイクをはさみながら

１０１ビルへ向かいました。

 

ところでののたちが乗ったタクシーの運転手さん、

一行8名を見て「ファミリーでしょ？」と聞いてきました。

「違う」と言うと「じゃ、友だち？」

面倒だから「そう」ということにしておきました。

 

ファミリーだったらどういう構成に見えたんだろう？

ご一行様の年齢構成は57、47、のの、のの-2、のの-3、のの-4、27、23です。

ののがヤンキーだったら23の子どもがいても不思議はありませんが。

台湾の旅 故宮博物院

二日目の朝。

ホテルで朝食を摂ったあと、女子3人組でホテルの近所を散策しました。

泊まったホテルの隣はキリスト教系の病院。前夜、十字架が燦然と輝いていましたよ。

病院の塀にはめ込まれていたレリーフ。

以西結って何？イザヤ？と思ってイザヤ書34章15～16節を見てみましたが

何だか違う気がしたのでググってみたろころ、「エゼキエル」であることがわかりました。

 

　　わたしがわたしの群れを養い、憩わせる、と主なる神は言われる。

　　わたしは失われたものを尋ね求め、追われたものを連れ戻し、

　　傷ついたものを包み、弱ったものを強くする。

　　しかし、肥えたものと強いものを滅ぼす。わたしは公平をもって彼らを養う。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（エゼキエル書34章14－15節　新共同訳）

 

 

そしてホテルの前に戻り、男性陣と落ち合ってタクシーで故宮博物院へ。

入口で音声ガイドを借りて「じゃ、12時ににここで」と三々五々、見学へ向かいました。

 

台北の故宮博物院は北京の紫禁城にあった主に清朝の宮廷コレクションを

近代中国の混乱期に持ち出したものが大半です。

紫禁城には12年前に行きましたが、大したものがありませんでした。

建物は立派でしたけど。

 

ここ、故宮博物院は最近リニューアルオープンし、展示物を年代順に並べ替えました。

非常にわかりやすかったです。

有名なのは緑と白2色に分かれた大きなヒスイを、白菜の形に彫刻した「翠玉白菜」

大きいと言っても本物の白菜ほどではなく、ほうれん草ぐらい。

ここが一番の人だかりでした。

その隣にはやはり天然石の「豚の角煮」もありました。

 

「あまりに展示物が多くて飽きる」とは聞いていましたが、

65万5,156点（2004年9月末現在）もあるそうで。

磁器なんかはじっくりと見ましたが、石器とか青銅器とかあまりそそられないものは

駆け足になっちゃいましたね。

休日ということもあって混んでました。

そういえばこの日は教会学校3学期初日だったんですけど

かわいい教え子たちを置いての旅。

お説教はIさん、分級はNさんという母校の先輩に託して。

(Ceciliaさんにはどなたかわかってしまいますねｗ）

 

かわいい飼いクマ＆飼いムシ。花壇の前でパチリ。

この次は小籠包のお話ですよー。

台湾の旅 ディナー１

旅の楽しみのひとつに食がありますね。

中正紀念堂のあとパッケージツアーお約束のデューティフリー、

そしてホテルへチェックインののち、お食事へ出かけました。

 

今回のツアーは朝食のほかはついていないので、

後輩ちゃんが知り合いに聞いてくれて見繕ってくれた中から

日系百貨店の中に入っている台湾料理のお店へ。

そこそこ混んでいたのですが、デパートの中ということで回転が早いらしく

いきなり８人で行ったのにほとんど待たずに座れました。

 

部内一、食べることにこだわるSちゃんがメニューを選んだのですが。

仕事では厳しく妥協しない彼が断ろうとしたのに、

お店のおばちゃんに押し切られて注文したのがこれ。

 

 伊勢エビのサラダ！

いや、まさか三重県から運んではいないだろうからロブスター。

お店のおばちゃんは「伊勢エビ」って行ってた気がするけど。

注文して５分後には出てきたから、作り置き、

おばちゃんの強引なセールスに、賞味期限は今日まで、に違いない。

みんなでそんなことを言いながらお箸をつけると…なんと裏半分はポテトサラダでした。

 

 

揚げたお魚。おいしかったです。

 

 

何か高級食材のスープだったんだけど。多分フカヒレ。

何せ３ヶ月近く前なので、覚えてません…。

 

ほかにも頼んでるのに、なぜかこの３枚しか写真に撮っていませんでした。

 

伊勢エビの向こうに右袖だけ写っているのがオトコマエな部長。

私の重大な秘密を握ってｗ明日の朝、転勤先へ向かうようです。

ま、もう専務にも自分で話したから、秘密じゃなくてもいいんだけどね。

 

でもブログに書く勇気はありませーん。。。

 

３月に皆勤を達成したのでダレてます。

仕事も忙しいんだなー。でも４月も１０回は書きたいな。がんばろっと。

 

台湾の旅 中正紀念堂

こばんわ。クマのマイクです。今日は台湾旅行ネタです。

前回、記事にした「忠烈祠」の次に「龍山寺」にも行ったのですがー

人が多くてワサワサしていたせいか、ののは写真を撮っていません。

後輩のかわいいおねえさんのカメラでガイドのおじさんが集合写真を撮ってくれたので

プリントアウトしたものがありますがー。

さすがにそれを載せることは出来ません。

それに集合写真なのに、ぼくとブリューメが写ってないんですもの。プン。

 

その次に行ったのが蒋介石を記念する中正紀念公園にある紀念堂。

ここでもそれほど写真を撮っていません。

 

蒋介石さんが乗ったキャデラック。

中国では「８」がおめでたい数字なんですって。

 

蒋介石さんの執務室。

蝋人形が座っているので、一瞬、ぎょっとしちゃいました。

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今日は今年度最後の出勤日でした。

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